青山レストラン物語

青山ココパームス(1966-1988)は木の素材を使った落ち着いたレストランでした。薄暗い店内のカウンターで気軽に一人でも楽しめました。テーブルクロスをかけていますが、どちらかというとカジュアルな雰囲気でした。食事もおいしいけど、この場所にいるというカッコよさが若者から熟年者まで、幅広く人気を集めたのでしょう。
しかし、店の老朽化と経営者の店づくりのこだわりで、周囲の反対を押し切って1983年(昭和58年)改装に踏み切り、イメージを一新して木目調から、石とステンレスのシャープなまさにお金のかかった店!にかわりました。
しかし、昔のココパームスを知っている客には不評だったようです。今でも懐かしく語るココパームスは、みんな改装前の店でした。店をオープンするたびに話題になっていたこのM経営者もこのあたりから陰り始めやがてバブル崩壊の時代をむかえます。


話はまた戻りますが、1966年青山「ココパームス」オープンの後、1971年赤坂みすじ通りに本社ビルを設立し、1F・コーヒーハウス「カプチーノ」2F・フランス料理「ル・コロニアル」3F・クラブ「ペントハウス」を開店。業界の異端児が東京のハイソサエティー層を狙った店づくりを展開していったのです。
コーヒーハウス「カプチーノ」は当時JJファッション全盛の女子大生に人気を得て
一大ブームを巻き起こしました。※写真は改装後の「ココパームス」と「カプチーノ」の店内(つづく)



